先日スーパーで珍しいものを見かけました
それがこちら
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カニ🦀!!!!
![食いしん坊な唐揚げ](https://koncho-maru-daidokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2840-4-150x150.jpg)
トゲトゲした体が特徴的なカニだね!なんていう名前なんだろう??
こちらにカニのお名前は「花咲ガニ」と言います
なぜ珍しいのかというと、このカニは北海道の根室近海にしか生息していません
また近年では漁獲量も減少しているよう…
それゆえに珍しいようです
また、実はこのカニは名前にカニとついている割にヤドカリの仲間らしいです
意外!!
綺麗な赤色をしていますが元々はもっと黒っぽい茶色っぽい色をしています
今回購入したカニは蒸された状態で売られていました
お値段は2160円!
高いのか安いのかわからない!!(笑)
![食いしん坊な唐揚げ](https://koncho-maru-daidokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2840-1-150x150.jpg)
珍しいことはわかったけど本当に美味しいのかい?
ということで、今回はこのカニがどんな味なのか検証していきます
この記事を読むと分かること
↓↓↓↓↓
- どんな姿か(見た目)
- 花咲ガニの味
- 花咲ガニの身の剥き方
観察
珍しいカニということで、まずは観察していきましょう
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冒頭でも述べましたがトゲトゲした体が特徴的です
しかもしっかりと硬いので持っただけで手が痛いです
食べずらそう…
![](https://koncho-maru-daidokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2764-1-1024x1024.jpg)
正面はこんな感じ
意外と小顔で、つぶらなかわいい瞳をしています
![](https://koncho-maru-daidokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2771-edited.jpg)
裏側はこんな感じ
思ったよりも小さいハサミをしています
裏側は加熱してもそこまで赤くならないんですね
足は太く身がたくさん詰まってそう!
![](https://koncho-maru-daidokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2780-1024x1024.jpg)
一番謎だったのがふんどし
丸い形をしていてパンパンに膨らんでいます
しかも足?みたいなものが生えてる…
ふんどしの中に子供がいるのかな??
ということはメスっぽい
茹でる
蒸されて売られていたのですが、なんとなく茹でたかったので茹でます
沸騰したお湯にたっぷりのお塩を入れ、カニをドボン
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甲羅は下にして茹でましょう
1度火は通してあるので5~10分軽く茹でます
解体
必要なもの
- 包丁
- キッチンバサミ
- 軍手、もしくはゴム手袋(トゲトゲで手が痛い場合)
①まずは足を切断します
裏側を向けて包丁で足の関節切断します
表から切ると関節の部分に包丁を入れにくいです
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黒い線が入っている部分あたりを切りましょう
若干足の肉?が見えている部分です
②ふんどしを取り外す
片手で胴体を固定してもう片方の手でふんどしを持ち引きはがしましょう
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ふんどしを取り外すと、みそ、内子、外子がびっしり!!!!
真ん中にあるドロッとしたものがみそ
左のオレンジ色の粒々した物が外子
内子はみその底にあるオレンジの物か、ピンク色の物かな?
あまり詳しくないので違かったらごめんなさい!
というかこれは大当たりの個体を引いてしまったか???
③甲羅をはがす
ふんどしを外した部分の隙間から手をひっかけ、思いっきり下の部分と甲羅の部分を引きはがします
![](https://koncho-maru-daidokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2781-1024x1024.jpg)
外した甲羅はこんな感じ
甲羅にみそがあるのかと思っていたけどほとんどありませんでした
花咲ガニはふんどしにみそがたまっているのかな?
④えらを取る
えらは美味しくないので取ってしまいましょう
甲羅を外した時に出てくるふわふわした感じの物です
⑤胴体を切る
胴体を4~6等分にします
まずは縦半分に包丁で切ります
![](https://koncho-maru-daidokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2783-1024x1024.jpg)
半分に切るとこんな感じ
なかなか身が詰まっている!!
次は足と足の隙間に包丁を入れる感じで横に切っていきます
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全部ばらし終えるとこんな感じ!
⑤足の身を取り外す
ここでキッチンバサミを使います
トゲトゲが刺さって気になる人は軍手などをつけましょう
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- まず足の内側の白っぽい部分をキッチンバサミで一直線に切ります
- 切ったらその反対側も同じように切ります
- 殻を取り身だけにしたら食べられます
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なぜかわかりませんがこの個体は殻を取ったらまた柔らかいからのようなものが出てきました
脱皮直前だったのかな?
このからの内側にあったからは柔らかいので手で簡単に剥けました!
実食!!
今回は余計なことはせずそのまま食べていきたいと思います
足の身を一口パクリ…
「美味しい!!!!」
実は自分はあまりカニが好きではないのですがそれでも美味しいと感じるくらいには美味しいです!(笑)
生臭さなどは全くなく身にギュッと旨味が詰まっています
クセがほとんどなく、カニがあまり好きでない人も食べやすい味
シンプルな調理法で食べて正解!って感じです
みその味は…
みそは薄すぎずかっといってめっちゃ濃厚というわけでもなく食べやすいみそでした
身と同様にクセがなく食べやすい
内子外子は…
正直なところ内子と外子の見分けが曖昧ですが、許してください
まずオレンジ色の粒々は割と固めでプチっとした食感
ちょっと加熱しすぎたのか結構固めでした
ピンク色のきめ細かい身のような部分はかなり滑らか
とてもクリーミーで食べやすい
というかこのピンクの部分に関しては本当に外子と内子のどちらかであるのか怪しいです…
甲羅酒
せっかくなので甲羅酒もしてみました
本当は火でやりたかったんですがIHなのでトースターで作ります
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使ったお酒は八海山
みそと八海山を甲羅に入れてトースターでチンします
![](https://koncho-maru-daidokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2808-1024x1024.jpg)
完成!
美味しくてついつい飲んじゃうからすぐに酔っぱらいそう!
でも、個人的には毛ガニの甲羅酒のほうが好きだった!!
まとめ
全体的にクセがなく好き嫌いの分かれにくそうなカニです
珍しく、美味しいカニなのでスーパーで見かけた際はぜひ買ってみることをおすすめします
経験として食べても絶対に損はありません!
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